いつも行く房総リザーバーは友人と行くので費用も折半。とても楽しく良いフィールドですが1人で行くにはやや予算オーバーです。そこでリサーチしたのが長門川将監川(ながとがわ・しょうげんがわ)
家からも朝なら下道で1時間30分ほど。そして何よりボートを2000円で借りられるという安さが魅力です。そんな初フィールドに期待を膨らませ行ってきました。6月中旬の釣行です。
いざ!謎多き長門川将監川へ!
雑誌や動画でもたびたび紹介される人気フィールド長門川将監川。利根川と印旛沼を繋いでいるのが長門川。長門川から分岐し横に流れているのが将監川です。利根川の水門の開閉によって生じる流れの変化(逆流)が特徴です。
大変魅力的なフィールドですが、何故かなかなか情報がありません。私は長門川マリーナさんというボート屋さんを利用しましたが、こちらも事前リサーチではあまり詳細は分からず。
これから初めて行く人もいるかと思うので簡単に紹介します。
まずボート屋さんは無人です 驚
開店時間
開店時間は日の出から17時まで(もちろん日によって違います)
私は日の出時間4:31の日に行き、40分ごろに着きましたがすでにボートセッティングが終わりそうな方もいたので、日の出時間に門がオープンするのではなく、明るくなり始めたら開門するのだと思います。
ただ周辺には民家もあるためあまり早く行くのはNGです。
注意としては門以外にも、入り口?がありこちらはそのまま入って行けてしまいます。グーグルマップのナビだとこのルートを案内されてしまうので、小さくて分かりずらいですが、「カヌーのりば」という案内板に従い正規のルートで入門しましょう。
お金の払い方
敷地に入ると白い小屋があるので、置いてある封筒に名前や電話番号、車両ナンバーを書いてその中にお金を入れて奥のポスト(OSPのステッカーが目印です)に投函するだけです。ライフジャケットやバッテリー(有料)の貸し出しはありますがエレキの貸し出しはありません。
ボートの種類
12ftがほとんどで、もともとハイデッキのようになっているタイプもあります。14ftは数が少ないので土日などはすぐに無くなりそうです。免許不要艇はないので、船舶免許のない方は手漕ぎになりますが、おそらくオールの貸し出しはないので実質釣りは不可能かと。
私は初めて12ftに乗りましたがとても不安定な印象でした。慣れるまではとても慎重に操船しました。安全性を考えるなら14ft(空いてれば)をおすすめします。
リサーチの段階では12ft画像のガンネルの幅がとても狭く見え、バウデッキを装着できるのかと心配になりましたが問題なく取り付けられました。
いよいよ出船!まずは広く探っていきます
最初は将監川を攻める計画でしたので釣り進みます。動画などでは見ていたものの想像以上のとても素晴らしい雰囲気です。ところかしこで釣れそうな雰囲気はあるのですが、それを抜きにしてもロケーション抜群です。
水面ではぱちゃぱちゃと小魚が跳ねる音がしています。ドライブシャッドやスピナーベイトで巻きを試し、スモラバでカバー周りを攻めていきます。
ただ根掛かりは多い印象でしたので、最初は引っ掛りにくいルアーで探った方がリズムが作れそうです。
途中、パイプから水がチョロチョロと出ているポイントに差し掛かりジグヘッドワッキーのレインズスワンプミニを落とします。するとコココッというあたりがあり、即座にフッキングしましたが乗らず。感触的にはギルでしたが。
ここから少し進んだエリアまでが長門川から将監川へ入る連絡道と呼ばれているようです。ここを越えると一気に川幅が広がります。
岸際のオーバーハングやシャローをスモラバで探っていきますが、バスからの反応はありません。フローティングカバーがやけに多く、テキサスリグを試しますがカバーが厚すぎてなかなか落ちていきません。釣りのテンポが遅くなるので、一旦フローティングカバー攻略はあきらめ釣り進みます。
初フィッシュは・・・ギル!!
途中、水路からの流れ込みのあるポイントへ到着。あたりを探っているとググーと引っ張られるようなバイトが!良い引きだっ!とボートまで寄せてきた魚体は・・・。ギルでした〜。将監川ファーストフィッシュはギルスタートです。
そこから数十分は特にあたりもなく、船を進めているとまたも水路からの流れ込みを発見。エレキ低速で近づいてみると40センチ弱のバスが水路から落ちてくる獲物を狙っていました。すかさずレインズスワンプミニを付近に落としますが、ピューと逃げていきました。着水点が近すぎたのでしょうか。水路上流へ落とし、流れに任せて落としていくべきだと反省します。しばらくバスが帰ってくるのを付近を探りながら待ちましたが現れず。後でまた寄ることにします。
このポイントを越えると布鎌大橋が見えてきます。そこから数十メートルいくと橋をくぐり数メートルのトンネルになります。上流からの流れがトンネルで加速し、トンネルから出ると反転流なります。釣れそうではありましたが、タイミングでしょうか。バスからの反応はありません。
トンネルを抜けると(まあまあの激流です。ロープが貼ってありましたが、12Vエレキだとロープを手繰り寄せて進んだ方がいいです)、そこから上流まで探りましたがあたりはありませんでした。最後は浅すぎて最上流までは行けませんでした。
将監川上流は長門川マリーナから結構距離がありますので、丁寧に探りすぎるとまあまあいい時間がかかります。
先ほど見えバスがいたポイントを探ろうと思いましたが先行者が見えます。そして遠巻きながらそこでグッドサイズのバスをキャッチしているのを目にします。さっき狙ってたバスと同一の個体かも!一歩遅かった!ぐぬぬ、悔しいです!
この日は昼までの予定だったので、ラスト1時間は長門川を攻めます。大移動で長門川マリーナまで帰ってきて、長門川と将監川の合流点を中心に攻めましたが何も起こらずストップフィッシング。
長門川将監川の初釣行はギルというさみしい結果で終わってしまいました。リベンジを心に誓い帰路につきました。
長門川将監川にリベンジ!
前回の釣行からおよそ1ヶ月後。リベンジ釣行に行ってきました。
今回も日の出時間をしっかりと調べ早く到着しすぎないように日の出時間の5分後くらいに到着。なんと1番乗りでした。前回もそうでしたが、平日はそこまで混まないのでしょうか。この日は安全性を少しでも高めるために14ftを借りました。
セッティングを済ませ一番に出船。といってもこの日は5、6艇しか見かけませんでした。貸切状態の将監川を釣り進んでいきます。1本目の橋を超えたところでMMZのダウンショットにあたりが!しかし乗らず。バイトも小さかったのでギルの可能性大です。
待望の初バスなるか!?
魚影は濃いのかなと思い、キャストを続けます。すると数投目にロッドが絞られるようなバイトが!ロッドから伝わる生命感はグッドサイズを想像させます。
ボートの下に走られますが、なんとか耐えてランディングできる距離に!そこでバスがジャンプ!着水と同時に手から重みがなくなります。痛恨のフックアウトに思わず天を仰ぎます。ジャンプの時に見えた魚体は40センチほどの太った良い魚体のブラックバスでした。将監川のファーストバスを手にすることができない悔しさと、グッドサイズをバラした悔しさで溢れますが、まだはじまって30分。気を取り直して探り続けます。
何度かギルか小バスっぽいあたりがありましたが、ことごとく乗らずショートバイトなのか、ギルで口に入り切っていないかなのかもしれません。
気持ちいいバイトも・・・ニゴイっ!
もう移動しようと思い将監川上流方面の岸際へキャスト。すると再度バイトが!元気がいいのか加えてすぐターンしたのでしょうかコーンという小気味良い手応えがロッドを通して伝わります。
水面付近まで上がってきた魚体は小さかったですが、将監川初バスだ!と興奮は最高潮に!!思い切って抜き上げた魚体は・・・ニゴイでした w釣れてくれてありがとうとニゴイをリリースしこのポイントをあとにします。
将監川連絡道を超え本流に出ようとしましたが、まあまあの強風!転覆などの危険があるほどではなかったですが、精度の高い釣りができないと判断し連絡道を中心に攻めることに。この日はだんだんと風が弱まる予報だったのでそれまでは連絡道を丁寧に攻めてみようと考えました。これが数分後良い結果をもたらすことに。
ついに初バスGET!!
先ほどのバイトがあったポイントへ戻りダウンショットで探ります。するとちょうど時合いだったのか数投に一回チェイスがあるも乗らず。ここでMMZの在庫が無くなったためレッグワームにチェンジ。これが良かったのか一投目でバイト!重みが竿に乗りますがバレてしまいます。すぐさま2投目をキャストするとまたもやバイトが!竿が弓なりにしなります。動き的にバスだと判断できます。将監川ファーストバスを取らしてくれと祈りながら何とか抵抗するバスをいなし無事にキャッチ!
バラしたバスよりは小さかったですが、良い体型のグッドコンディションのバスです。MMZより小ぶりなレッグワームに変えたことも無事にキャッチできた要因だったのかも。
その後は風が弱まってきたので将監川を釣り進みます。フローティングカバーをテキサスリグで打ちますが、カバーが濃いためなかなか入っていきません。
前回、ギルを釣ったポイントや先行者が釣っていたポイントまでまあまあの大移動をしましたが、あたりはありませんでした。
途中立ち寄った立木の脇でギルを1匹追加したのみでした。
時間があれば長門川を攻めようと思っていましたが、この日も昼までの予定だったので切り上げました。
魚種はともかくバイトも多く3匹キャッチできたので大満足でした!
帰りは少し足を伸ばし有名ラーメン店の浜屋さんで海老辛つけ麺を食べて帰りました。
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