今年も11月にブラック平日カップに参加してきました。
この大会は千葉県の人気釣具屋さんの「フィッシングガレージブラック」さんが主催で、今回も片倉ダムで開催されます。
実は今年の2月開催の大会もエントリーしていたのですが、大雪の影響で日程変更になり都合がつかず参加できませんでした。
大会当日、11月中旬とは言え朝は相当冷え込んでおり、桟橋は凍っていてツルツル滑る状態でした。吐く息は白く、厳しいコンディションだと思いましたが、桟橋で水温を測るとゆうに10度を超えており、水の中の季節はそこまで進行していないのかと推測しました（ただこの判断が大きく誤っていたことになるとは・・・）
桟橋でミーティングがあり、ルール説明が行われ出船時間を待ちます。
ちなみにキーパーサイズ30センチでリミットは2匹。デジタルウエイン方式で2匹の合計全長で争われます。
いよいよ出船です。ボート屋さんを出て右側にいく小坪井沢方面にいく人が若干多かったです。
私はボート屋さんがあるエリアとダムサイトエリアにバスが多いと考え、移動を少なく釣りをする時間を極力長くする作戦でいきます。ちなみにハードルアー縛りで挑みます。
まずはフィーディングのバスを狙って、旧道トンネル前の岩盤をバイブレーションで広く探っていきます。一旦着底させて、そこから巻き始めます。テンポよく探っていきましたが、バスからの反応はありません。
次はボート屋さんの対岸をミノーでチェックします。
ボートをゆっくりと進め丁寧に探っていきます。朝でエサを食べにきているバスを期待しましたが、反応もなく見えバスもいませんでした。
また後で入り直そうと次のエリアへ。隣のダムサイトエリアの三連ワンドをチェックしにいきます。
おそらくはもう数人に入られた後だと推測しましたが、ハードルアーで攻めた人はいないはず。いつあたりが来ても良いように集中してキャストを続けます。
そして2つめのワンドをチェックしていたとき、小さいながらもバスがミノーに反応し、近づいてきました。口は使わなかったものの、この日初めてバスを確認することができました。
もっとディープでないと反応しないかもと思い初めていましたが、水深1.5メートルほどの射程圏内にも狙えるバスがいました。ただ下から上がってきたので、もっと深い水深がバスのポジションなんでしょう。
その後、食いを優先しミノーのサイズを下げましたが、あたりはありません。
そして3連ワンドの三つ目へエントリー。ワンドの手前から奥まで素早くチェックし、入り口付近の水深のあり流れが当たる場所や、流れがよれる場所へミノーを何度も何度もアプローチしましたが、竿が曲がることはありません。
見切りをつけて、最初に入った岩壁まで戻り探り直します。反応がなかったため、ダムサイトエリアへ行きつつ、シャッドのドラッキングを試します。
理由はミノーに反応するレンジにバスは少ない・また反応する魚もサイズが出ないと判断したためです。（時期的にボトム付近に魚が溜まっていると推測はしていました）
シャッドをボート後方に20m弱投げ、エレキのスピードを調整しボトムを小突くようにドラッキングします。
しばしば根掛かりするものの、ボートポジションを変えると簡単に外れます。たまに落ち葉や枝を拾いますが、ときよりあまり感じたことのない感触で、なんと表現していいかわかりませんが、ヌルっとした手応えがありました。
しかし魚を釣ることができずに、ボート屋さんの前、ダムサイトエリアと移動しバスからの反応を待ちますが、良いところがなく帰着時間を迎えました。
大会の結果はリミット2匹を揃えた人が5人。1位の人はなんと10匹以上を釣り上げ入れ替えもされたそうです。
スタッフの高山さん曰く、大会全体を見ても想像以上の釣果だったとのことです。
また表彰式で上位の人のコメントを聞きましたが、水深3m以上。特に7mから8mが反応が良かったそうです。
ミノーで水深の深い場所からバスを引っ張るという、作戦も全く間違えてたわけではないと思いますが、この日のフィールドコンディションに合っていなかったようです。
それよりもシャッドのドラッキングの方が、可能性が高かったかもしれません。
良いところなく終わってしまいましたが、最後まで集中力を切らさずにキャストし続けれたことは唯一自分を褒められるところでした。
表彰式後は、車を隣に停めていたローカルアングラーの方とお話をさせていただきました。その方は片倉ダムをホームとしており、勉強になることばかりでした。途中でスタッフの高山さんも加わり、大会後まで有意義な時間を過ごせました。
来年2月も片倉ダムで大会を予定しているとのこと。都合が合えばまたぜひ参加したいと思います！
コメント