ブラックカップ平日参加してみた

10回以上の釣行数で勝手知ったるホームフィールド(と思っている)片倉ダム。そこで開催される大会『ブラック平日カップ』に参加しました! 

遅刻してはいけないと思い、早朝から準備です

初めてのバス釣り大会にエントリー

初めてのバス釣り大会。自分の実力を測る絶好の機会と考え、思い切ってエントリーしました。ブラック平日カップは千葉の人気釣り具屋さん「フィッシングガレージブラック」さんが主催する大会で、ライブウェルも必要なくデジタルウエインだったので初めての大会にはもってこいでした。

都合上、直前のプラクティスは出来なかったので、2週間前に入りました(しかもフィールドコンディションは悪くなかったものの、久々デコるという精神安定上あまりよろしくない結果でした・・・)

「目標はウエインすること」に決め、とにかく1匹釣るんだ!と意気込んでいましたが、キーパーサイズ32センチという片倉ダムではなかなかのハードル。

とにかく得意な釣りで1匹を目指します!

大会当日。まずは自分の釣りで1番釣れる確率が高いであろうダウンショットをメインに組み立てることにします。

シャローでは軽いシンカーにミミズ系のワーム、少し水深のあるポイントではシンカーを少し重くした小魚系のワームを2セット用意しました。

そしていよいよ出船です。緊張するかなと思っていましたが、平常心でいられました。まあ人前で何かを披露するわけでもないしね。

ギリギリまで、ボート屋さんを出て右のダムサイト方面か、左の笹川筋方面か迷っていましたがダムサイト方面を選択。

理由は笹川筋方面の有望エリアはいくつか把握していたものの、そこまでの距離が遠いことと、入りたいポイントの数がダムサイト方面に比べ少なかったからです。

まずは狙いをつけていたダムサイトエリアのワンドを目指します。エレキの出力をあげスピードを出しますが、5番手か6番手です。24Vエレキですが、先頭集団とはグイグイ離されて行きます。みんな36Vなのかな・・・。

しかしそのワンドには誰も行かず、狙いのスポットに入ることができました。「とにかく丁寧に、かつスピーディーに」を心がけキャストを繰り返します。

すると何とシャローで早々にバイト!!

しかし一瞬竿に重みが乗りますが、すぐにバレてしまいます。ただ、ジャンプの時に見えた魚体はせいぜい25センチほど。キーパーサイズには遠く及びません。

「この釣りで32センチ以上も混じるはず!」と自分に言い聞かせますが、このエリアではもうワンバイトあっただけで、キャッチならず。

上流は捨て、中流域までを探ります

次は星の広場エリアまで釣り上がります。先行者がいると思いましたが、だれもいません。上流まで行ったのでしょうか。

ここでは立木にバスがついていないか確認するために、縦ストを中心に探ります。普段はギルの姿は見えるのですが、この日はまだ1匹も姿を見せません。岩盤も含めチェックしましたが、バスからの反応はなく、また生命感が感じられずビリ沢まで移動します。

このエリアは1回だけ爆釣したことがありましたが、その時とはコンディションがあまりにも違います。深追いせずに手早くチェックします。インレットもあり、風の感じも良さそうでしたがここでもバイトが得られず早々に移動します。

星の広場エリアに戻ってきて、カーブのアウトサイド側を中心に探りますが反応がないため、ダムサイトまで移動することに。

ここで主催のフィッシングガレージブラックの高山さんとお会いします。

「お疲れさまでーす」と声をかけます。

「どうですか?」

「小さいの1匹バラしました・・・」

「まだ時間あるんでがんばってくださいっ!」

と声をかけてくださり集中力が回復!

残り2時間!コンディションも変わってきたか?

時計を確認するとあと2時間強!「絶対1本はとる!」気合いを入れ直します。

ダムサイトまで戻り、小規模なワンドを中心にチェックします。ここで水温も上がってきたのか、シャローにギルの姿も見えはじめました。しかし、バスからの反応はありません。

ここでダムサイトエリアを見切り、ボート屋さんのあるエリアで勝負をかけます。

ボート屋さん前のシャロー、中島対岸のワンド、そして地下トンネル。

地下トンネルはちょうど一年前に50アップを釣り上げたポイントです。しかしそう甘くはなくノーバイトで、ここをあとにします。

いよいよラスト1時間!ついに!ついに!!

中島の岬で深場を探りますが当たりはありません。ただこの周辺にはボートが多く、魚探を見ながらドラッキングしているアングラーも見受けられます。

この時すでに帰着時間まで1時間を切っています。

ここで急にひらめきました。ボート屋さん対岸のガードレールから地下トンネルまで岩盤に沿って道路が続いているのではないかと推測をたてます。

ということはつまり、底は泥の堆積があるにしてもバスの好むハードボトム。

ここで最後の勝負をかけようっ!

ひと流しめは反応なし。そしていよいよふた流しめです。帰着時間も迫り、ボート屋さん付近にみんな集まってきます。

そしてひと流しめは探らなかった、水深50センチ前後と思われるシャローのブッシュが絡むスポットにダウンショットを打ち込みます。

着水とほぼ同時にグググーと引っ張られます!「食ったっ・・・!」声にならない声を発しながら「バレるな・・・、バレるなっ!」と祈ります。

なかなか元気なバスで抵抗を続けます。この日のために買ったネットに手を伸ばします。しかし慣れないネット捌きで、ラインテンションが抜けそうになり咄嗟にハンドランディングに切り替えます。

そしてついに・・・、バスをキャッチ!!

「ヨシッ!よっしゃあっ!!」湖上で声を上げます。

そしてバスに目をやります・・・。

ギリギリ・・・キーパーある!・・・かなっ?

計測すると28センチ・・・。惜しくもキーパーに足りず、ウエインならずっ!

そして私の初大会は終了しました・・・。もちろん悔しい気持ちはありましたが、今まで釣った中で1番興奮した記念フィッシュとなりました。

良い経験をさせてもらいました!お土産も嬉しいっ!

そして表彰式。の前に抽選でプレゼントが当たるとのこと。大会はそういう楽しみもあるのか。と思っていると何と私が当たってしまいました。ラッキーです(^○^)

豪華景品です!嬉しいっ

(表彰式後にじゃんけん大会もあり楽しめました。私はダメでした・・・。高山さんじゃんけん強すぎです・・・)

今回の大会の参加者は39名。6人の方はウエインされました。6位から1位までは団子状態。この時期に片倉ダムで32センチは多くの参加者にとって高い壁だったようです。キーパーサイズとはいかなかったものの、多くの方が魚は手にしていたと、閉会後に高山さんからお聞きしました。

こうして私の初の大会は幕を閉じました。とても楽しかったし、刺激も多くリベンジを誓いました。

お土産に全員に笹川ボートさんから野菜と、フィッシングガレージブラックさんからルアーをいただきました。

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