戸面原ダム釣行記2

もう一ヶ月以上前になりますが、2回目の戸面原ダムに行ってきました。直前に降った大雨の影響で激濁り、流木が湖面を覆い操船もままならない難しいコンディションでした。

桟橋から見た湖の色に愕然としました。降り続いた大雨の影響で一面カフェオレ色です。加えて午後からは強風の予報。厳しい釣行になることを覚悟しつつ出船しました。

まずは前回の釣行で好感触だった宇藤橋方面途中のワンドへ向かいます。が出船してすぐ、あまりの流木の多さに思うように進めません。

何とかエレキをあげたり流木をどかしながら目的のワンドに到着。岸際をスモラバで丁寧に打っていくと早速あたりが!しかしついばむようなチェイスのみで乗らず。ギルだったのかな・・・。ワンド奥は流れ込みがあります。雨の影響なのか相当な水量が流れており、そのあたりは濁っていません。しかしバイトもなく移動します。

隣のワンドも探りますが、あたりはなく移動を決意します。その後は大移動で中島ワンド方面にバウを向け流木をかき分けて進みます。

これは全然いい方の湖面です

石田島を超えてワンドを攻めます。そしてワンドに入るやいなや、友人のドラッキングしていたネコリグが襲われます。竿のしなり具合から察するにあまり大きくはなさそうですが元気のいい個体のようです。

私が「大事に行こう」と声をかけようとした瞬間、フックアウトし友人が悔しがります。ドラッキング中のあたりだったためか、フッキングが上手く決まらなかったようです。

このワンドもひとしきりルアーを変えつつ探りますがあたりはありません。

その後は中島ワンドや島を中心に探りますが、反応を得ることができません。生命感も感じることができず、焦りが出てきます。「とんでもなく難しい日に当たってしまったのではないか・・・」周りを見渡しても釣っている人は見かけません。

細かくはチェックしていないものの戸面原ダムのエリアの3分の1程度は探りましたが、好反応はどこでも得られません。

この時間帯くらいから予報通り風が強くなり、湖面が多少波立ってきました。

ここで大きく移動して、キャンプ場近くのバックウォーターを探りにいきます。

最上流までは反応がなかったものの、風もプロテクトできるエリアで段々と濁りも取れてきています。バスが着きそうなポイントも豊富にありこのエリアで粘ることとします。

そしていよいよ最上流です。流れこみでは豊富な水量ではないものの、澄んだ水の流れがあります。

付近は台風の影響か浮ごみや流木が溜まり水面を覆っています。そして不思議なことに、流れ出すだけでなく数秒おきに逆流し、引き波のような感じになっています。

浮ごみは厚さがありなかなかワームが貫通しないので、浮ごみの脇をダウンショットで探ります。

しばらく探っていると、ココッというチェイスを感じました。ギルの姿が数匹確認できていたのでおそらくギルのあたりです。

昼だったのでそろそろ移動しようと考えていると、突如グググ〜っとひったくられるあたりが!生命感が手に伝わってきます!元気のいい個体と思われ、引きもなかなかです。

しかし突如まったく動かなくなりました。根掛かりに変わってしまったようです。魚がまだついている可能性を信じ、一か八かベールを返しリールをフリー状態にします。ところが反応なし。このタフコンディションでせっかく得たチャンスを逃してしまい天を仰ぎます。

回収しようリールを巻くと何やら動きます。枝だったのかと思い水面まで上げてくると、なんとバスがついていました!バスも枝に巻かれ思うように動けなかったようです。

無事にピックアップし、魚体を確認。傷などはついていませんでした。サイズは40弱くらいでしょうか。ファイト時間も長かったため、写真だけ数枚撮りすぐにリリースしました。

バスも無事に帰っていったし、釣れた安心感が気持ちを包みます。

その後はギルを1匹追加したところで昼食を挟み、似たようなコンディションのポイントがないか考えますが、戸面原ダムの経験値がなくわかりません。

バス、ギルともヒットワームは、バサクラのOSPブースのワームつかみ取りで取ったドライブシュリンプです

が、それ以上に予報通り爆風になり、オープンエリアは釣りになりません。キャップも風で飛ばされたり、操船にも影響してきます。

午前中に行った風をプロテクトできそうなワンドに戻ることにします。ある程度は風を防げ釣りはできますが、まずまずの強風です。

そして他にも数エリアを探りましたが、そのままストップフィッシングとなりました。

ボート屋さんに戻り片付け中にお隣の方と少しお話ししました。その方は8本の釣果とのこと!しかも今日はとても渋かったと言っていました。私は何とか1本捻り出したのに、8本て・・・。釣り方をお聞きしたら全てテキサスでカバーや浮ごみを打っていったとのことです。

しかも湖全域で釣れたそうです。私は濁りがないのをキーワードに探っていましたが、正解はカバー打ちだったのでしょう。私も1本は取れたので間違いだった訳ではないと思いますが・・・。勉強になる釣行でした!またリベンジにいきます!

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