12月下旬。バス釣りをシーズンアウトし、今年度の冬はエリアトラウトをはじめようと思っていました。理由としては家庭環境も変わり、あまり遠出は出来なくなったこととバス以外の魚種についても経験を積みたいと思ったからです。
そして行ってきました「Berry Park FISH ON! 王禅寺」大手釣具店タックルベリーさんが運営する管理釣り場(釣り堀)です。私の家から早朝なら下道でも1時間強、帰りは高速を使いますが、渋滞でも1時間半あればいけるアクセスの良さ!
そして私の釣りのはじまりとも言える場所です。ちょうど3年前、会社の同僚たちと来て、釣り初心者の私だけが釣れなかった苦い思い出があります。と同時に、釣りにも経験や技術が必要でそれを磨けば釣れるようになるとわかり、のめり込むきっかけとなった釣行でした。
5時少し前に家を出て、夜明け前の原宿や渋谷を通ります。経験したことがないくらい空いていたので6時10分ごろには到着しました。外はまだ真っ暗。とりあえず受付をすませます。
この日は午後に予定があったため、3時間のプランにしました。外に出てささっとタックルを組み早速はじめよう!と思っていましたが外が暗すぎて、糸が全く見えません・・・。ガイドに糸を通すことすらできない!街灯がある場所まで移動しなんとか糸を通します。まだあたりは暗いので、アピール性の高いゴールドのスプーンを結びます。
しかしっ!2.5ポンドのいつもより細いラインと暗さでうまく結べず、3回もやり直してしましました。時計を見るとすでに受付から15分も経っていました・・・。
釣り人は5、6組といったところでしょうか。無意識のうちに3年目と同じポジションにいました。ゴールドのスプーンで薄明かりのフラッシング効果を狙います。所々で水面に波紋やボイルが発生しています。
そして夜が明け、急激に空が明るくなってきます。そして釣りをはじめて5分後。竿に生命感がっ!ドラグがギギギーッと音を立てます。必死でリールを巻き何とかランディングに成功!
細い体格ながら長さは中々の魚体です!
前回のリベンジを果たし、ひとまずホッとします。
その後はあたりが遠のいたため、ルアーをローテーション。すると乗らないまでも、毎回チェイスがあります。上手くなればこのあたりもキャッチできるようになるのでしょうか。
ルアーを変えた直後はほぼ魚からの反応はあるのですが、数投するとあたりがなくなってきます。やはり魚の興味がなくなりスレるのでしょう。バス釣り以上にルアーローテーションが必要だと感じました。
次はクランクを結んでみます。ぶりぶりとした激しめのアクションです。そして数投目!再びロッドが弓なりにしなります!ランディングまであと5m!そこで何と痛恨のフックアウト!追加ならず!
魚からの反応があり楽しいのですが、自分のテクニックのなさが浮き彫りになります。フックに返しがないため、普段の魚とのやり取りだと魚とのファイトを制することができません。
時間が8時を過ぎたあたりから、徐々にあたりがなくなってきました。ルアーローテーションの頻度を増やします。やはりチェイスまではあるのですが、その先が続きません。
ここで対岸に近い場所の釣り人が連続で釣り上げています。それをみて私も邪魔にならない場所にポジションを取り直します。
この時点でストップフィッシングまで残り30分。
スピーディに、かつ丁寧に釣りをすることを心がけます。ラストワンチャンスある!そう心で繰り返し、キャストを続けます。
そしてついに、ブルルッと手に生命感が伝ってきます!しかも引きが強い!よしよしよしっ!手前まで寄せてきます。残り2m!見えた魚体は丸々太った良型です!「やった・・・っ!」そう思った瞬間、レインボートラウトがジャンプ!そして手から生命感がなくなります・・・。うあーっ、残念!思わず天を仰ぎます。
そして終了時間15分前にはトラック放流がありましたが、その恩恵を受けることなくストップフィッシング。
1匹だけの釣果でしたが魚を手にすることができ嬉しかったです。バス釣りとは違うゲーム性やスキルが必要となる魅力ある釣りだと改めて思いました。
私が思うエリアトラウトで身につくと感じたスキルは、ますはキャストが上手くなると思います。風が強い日は天ぷらキャストでは、隣の人とお祭りし糸が絡む可能性があるので、いやでもライナーキャストを意識します。
また霞ヶ浦や房総リザーバーより人との距離が近いので、上手い人の所作を間近で見ることができます。実際に上級者の釣りを見ると勉強になります。
何よりも楽しかったので機会があったらまたチャレンジします!!
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