アメナマ釣行

アメリカナマズ（キャットフィッシュ）は霞ヶ浦から遠方に住んでいる方には馴染みがないかも知れませんが、この近辺の水系ではご当地フィッシュとなっていてとてもよく釣れます。お手軽でコスパ良くて引きも強いアメナマ釣りを私なりにご紹介します。めっちゃ楽しいですよ！

タックル

正直あまり神経質にならず何でも良いと思います。私は9フィートのMLクラスのシーバスロッドに3000番のスピニングリールをつけています。

ただエリアトラウト用タックルやあまりにやわらかいものでなければ大丈夫だと思います。もちろんブラックバス用のタックルでも良いですが、大物がかかる可能性もあるのでベイトタックルがおすすめです。（そもそもバス釣りをやっていてポロッとアメナマが釣れることもあります）

いわゆるヘビキャロです

私はぶっこみ仕掛けを組みます。最初は中通しおもりやセイゴ針とリーダーがセットになったものを使っていましたが（数百円で安いし）、今はブラックバス用のアイテムを流用し、いわゆるヘビーキャロライナリグで釣っています。

メインラインはPEの1号、シンカーは7〜12g、リーダーはフロロ12〜14ポンド、フックはバス用の4〜1／0くらいを使っていますが太軸のものの方が安心です。スイベルは10号を使用しています。

以上が私のセッティングですが、友人は6.6ftのMLクラスのベイトロッドに、ナイロン14ポンド。シンカーストッパーを使いシンカーを固定、リーダーは使わず直結でフックまで結んでいます。神経質にならなくても釣れます。

色々なエサを試しましたが、絶対おすすめでこれを買っておけば間違いないものを紹介します。

アメリカナマズは匂いによってきます。血生臭いエサがおすすめです。その中でも釣れっぷりと値段の安さから鳥レバーがおすすめです。

欠点は若干ですが、身ぎれしやすいこと。後述するハツとダブル付けがおすすめです。

鳥ハツです。鳥の心臓ですね．集魚力は少しレバーに劣る気がしますが、針持ちの良さはハツの方にアドバンテージがあります。

レバーは見ぎれしやすいですが、集魚力のあるレバーを針の根元まで差し、次に針持ちの良いハツの2重掛け。これが最強です。

安売りのもので十分です

サバがおすすめです（しめサバではダメで生のサバが良いです。）私はキッチンバサミでぶつ切りにしています。

骨や皮を通すように針を刺せば、針もちもとても良く集魚力も抜群です。

欠点はレバーやハツに比べ、手に残る匂いが取れずらいことです。

1．プライヤー

けっこう飲まれたり、アゴが硬いのでプライヤーは必要です（100均のものでOKです）

2．タモ

小型ならまだしも、レギュラーサイズや大型を抜きあげるのは強いタックルが必要です。ハンドランディングは難しいのでタモがあると安心です。

3．フィッシュグリップ

針を外したり、持つときに重宝します。釣った後もけっこう暴れるので安いものでも良いのであると便利です。

4．ジップロック

先述したエサを入れるのに使います。車やカバンの中で漏れ出たら大変です・・・。

5．軍手

アメリカナマズの背ビレは尖っていて危ないので軍手があると安心です。背ビレが刺さって血が出たところからバイ菌が入ると大変です。毒はありませんが万全を期すならあった方が良いです。

またフィッシンググローブでも良いですが、サバとか触ったらなかなか匂いが取れません！

コンディションが良ければ入れ食い状態になるアメナマですが、青天無風は厳しいです。

曇天で岸に向かって風が強めに吹いていると爆釣の確率が上がります。天気はどうしようもありませんが、青天の日はやはり夕まずめが1番おすすめです（昼間でも釣れますが）

風に関しては、広い霞水系。どこかしらで岸に向かって風が吹いている場所があると思います。そこを探して釣りをすれば釣れる確率が上がります。

アメリカナマズは特定外来生物です。生きたままの移動や保管は禁止されています。食べることもできますが（私はありませんが）、必ず締めてから持ち帰るようにして下さい。

また岸に釣れたアメリカナマズを放置する人がいます。実際に放置している人を見たことはありませんが、ハクレンやアメナマが放置され異臭を放っている場所が散見されます。近所の方の迷惑にもなるので絶対にやめましょう。

手軽で安くて引きが強いしとにかく釣れる！コスパ最強で特別な技術も必要なし！良いところ尽くめのアメリカナマズ釣り！霞ヶ浦水系に行く時は、ぜひ1度チャレンジしてみるのはいかがでしょうか？本当に楽しいですよー！