バスフィッシング以前の釣り

この記事も私のプロフィールをかねて私がバスフィッシングをやる前の話になります。

以前のトラウト釣行から数日後の12月初旬。振り出し型のトラウトロッドをカバンにいれ電車に乗ってGoogleマップで調べた自宅から1番近い川へ。車を所有していないので必然的に電車での移動です。

電車を降りて川まで移動。するとさっそく魚影が見えます。「こんな細い釣り竿だとかかっても折れちゃうんじゃないか」と疑念を感じますが、杞憂に終わります。魚が見向きもしません。仕掛けはトラウトロッドに100均の浮き、マスバリに上州屋で直感で買ったピンテールワーム。今、考えても斬新なタックルです。

数時間やりましたが、全くあたりもないのと身体も冷えてきたので帰宅。

次の日、釣りに明るい同僚に昨日釣りに行ってきたこと、ブラックバスがいたことを告げ魚影の写真を見せました。そして同僚から「これ鯉だよ」と衝撃の一言が。「そうなの!?」と驚きましたが、このときは釣れれば何でもいいと思っていたので、じゃあ鯉を釣ろうと決心しました。

12月で賞与が出て少しだけお小遣いが入ったため、早速、鯉用のタックルを購入。この頃は身近な鯉を皮切りに、世界中の大型怪魚を釣ろうと燃えていたため、とんでもないカープロッドを購入。そしてネット検索で食用のパンで鯉を釣るパン鯉を調べ、早速試しに電車に乗っていざ川へ。

メーター級の魚とも対等に戦えるほどのロッドを握りしめキャスト。と言ってもラインにフックを直接結びそこにパンをつけただけなので全く飛びません。立ち位置やロッドの長さを生かし岸際や沖側にキャスト。

この日ももちろん釣れず、この後も何回か通いましたが全くあたりもなく季節が進みます。しかしいつきても鯉の魚影は確認することができ、歩いて素人ながら良さそうなポイントを見つけます。鯉は回遊するということをネットの記事で見ていましたが、鯉が私の姿を見て逃げて行っても確かに数分すると戻ってきます。

そして季節は流れ2月下旬か3月に入った時期だったと思います。活性が上がったのかはじめて私のパンにチェイスがありました。この川はクリアウォーターなので魚の動きがよくわかります。しかしこの日も釣れずに帰宅します。

そして後日、水門ではじめてバイト!竿がしなります。鼓動が早くなりいよいよファーストフィッシュだと思ったそのとき、手前に寄せたところで痛恨のフックオフ。

空前絶後のチャンスを活かせず膝から崩れ落ちます。しかしはじめて魚がかかり今後に期待が高まります。

初夏、この日はいつものポイントから少し離れた水路へエントリー。しかし朝早すぎたのか納品がまだのようでコンビニにいつものパンはなく違う種類のパンを購入。

パンはすぐにほどけてしまいますがくっています。しかし針もちが悪くかかりません。時間は10時近くなっておりコンビニに走ります。

いつものパンを買いついに鯉を釣り上げることができました。

たった1匹の鯉を釣るのに半年もかかってしまいましたが、よく辞めずに通い続けたなと思います。

その後は釣りやすいシーズンになり鯉はたくさん釣りましたが、やはりこの半年越しに釣れた最初の鯉が1番印象に残っています。

バスフィッシングのにのめり込んでいくのはこれから数ヶ月後のことになります。

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