昨年の12月から自分のスキルアップに繋がると思いワームなどのソフトルアーを封印し、ハードベイト縛りで釣行を重ねてきましたが、半年経ってやっとファーストフィッシュを釣り上げることができました。GW明けの5月中旬の出来事です。
バス釣り歴4年目を迎えるにあたり、ふと今までの釣行を思い出してみると最近はワーム(主にレッグワーム、MMZ、2インチのヤマセンコー)しか使っていないことに気づき、釣り方もワームをちょこちょこすることがメインとなっていました。
それはそれで楽しいのですが、釣りスキルのレベルアップに繋がっているかは疑問です。そして来シーズン(2025シーズン)はハードベイトオンリーで攻めてみることを心に決めました。そうは言っても釣りたい欲(ボウズで帰りたくない)に負けそうだったので、ワームはケースごと家に置いておき釣り場に持参しないことにしました。
ハードベイト縛りと言っても、H−1グランプリルールに準じている訳ではなく、トレーラーのワームはOK、ハードルアーなら大きさに制限なし、フロッグはOKとしました(要はちょこちょこ釣りを封印する)
片倉ダムはいつものレンタルボート笹川さんです。桟橋を出てまずは右側小坪井沢方面です。事前にお店の若旦那さんに聞いた話だとバスがたくさんいるとのことです。ただ崩落もあったようで気をつけて釣りをしなければいけません。
まずは気になる箇所を、Dスパイカーやレゼルブ、アイプロップで探ります。風はほとんどなく静かな湖上です。
特にバイトやチェイスがなく、星の広場エリアに到着しました。20〜27センチくらいのバスがシャローにとても多く、水質のクリアさもあってよく見えました。
ワームを使いたくなるところですが、ハードルアーでサイトフィッシングを試みます。バスがギルを追いかけ回しているのも確認でき活性は高そうです。
しかしバスはルアーに反応するものの食ってきません。しかもその場からいなくなっても数分で元の場所に戻って来るのです。
これは何かいつもと違うぞとあたりをよく観察すると、無数のバスの稚魚の群れが近くにありました。見えバスは稚魚を守って巡回しており、活性が高くギルを追い回しているのではなく、侵入者を追い払っていたのだと理解しました。
釣れないし、そもそも親バスをいじめても仕方ないなと思い移動を決意します。
そしてゴンカミエリアに来ました。ボート屋さんで聞いていた崩落は想像以上に大きかったです。あまり近づきすぎないようにあたりを探ります。
ここでも風がなく穏やかな湖面であったため、トップを試してみることに。まずはスティーズポッパーで短めのポーズをいれ誘います。いつバイトが出ても良さそうな雰囲気でしたが、バスからの反応はなくレゼルブで連続したアクションに変えてみます。
するとすぐに立木のそばを探っていると、ボコンッと言う音と共にレゼルブの後ろの水面が盛り上がりました。
「惜しいっ!今シーズン初のハードルアーフィッシュならず!」しかしまだ時間は7時過ぎ。期待が高まります。その後は小坪井沢筋のボートで行ける最上流まで上がってみましたが何も起こらず。次はトンネル出口方面へ向かうために、来た道を戻ります。
道中、今日はワンド的なスポットを探って無いと思い、ダムサイトエリアのワンドをチェックしてみます。
ここでもバスからの反応はなく、そのまま岸際を流しながらボート屋さんまで戻ることに。途中ワンドとは言えないまでも窪んでいる?スポットに立ち寄ります。
ルアーチェンジをして攻め方を変えてみます。指運で選んだのがミノーでジャッカルのリルビルです。
どんなアクションが良いか試しながら、誘っているとポーズ中に急にググーっとあたりが!しかしすぐにフックオフ!バイトがボートの近くだったため、魚体が見えましたが、小さいながらもバスでした!またしてもチャンスを逃してしまいます。
ただすぐに針が外れたためもうワンチャンスあると思い、キャストを続けます。
ルアーを観察していると、リルビルはフローティングミノーであるため、ポーズ中に浮いてきます。その時に、バスやギルも一緒に浮いてくることに気づきました。
食い切らないまでも、これは他のスポットでも試す価値があると判断し、隣のワンドへ。ここは奥から流れ込みもあり、今までも釣果が有った場所です。
そしてここに来て数投目、やはりポーズ中にあたりが!必死に巻き、ボートまで寄せてきます!見えた魚体は25センチほどのバス!抜きあげようと思いましたが、大事にハンドランディングに切り替えます!そしてついに半年かかってハードルアーでバスを釣り上げました!
サイズは小さいものの私にとって、価値のある魚になりました。
そして数分後同じスポットで友人もダブルスイッシャーで1匹を釣り上げます。
今日は小魚系のシェイプボディが効くのか?仮説を立て、ルアー選びの参考にします。
その後はボート屋さんまで移動し、対岸を攻めます。
いつも魚影のあるガードレール付近で、アイフロップが襲われます。なんとハードルアーで2匹目をキャッチします!こんな日が来るなんて、冬の間も経験を積んでおいて良かった・・・。
午後はチョウシグチやトンネル出口エリアを攻めますが、バスからの反応がなく納竿となりました。今思えば午後は風が吹き始め湖面がざわついたため、シャッドやクランクを投げたら釣果を伸ばせたかもしれません。
状況が変わっても午前中のヒットルアーを中心に組み立ててしまったことは反省点です。
今後に活かしレベルアップを図って行きたいです。
とにかく半年越しにバスが釣れて良かったです!ハードルアーレベルも少し上がった・・・かな!
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