片倉ダム釣行記1

昨シーズンは片倉ダムにハマってしまい、ホームとしている霞ヶ浦にせまる釣行回数になっていましたw

この記事も自身の備忘録として残したいのと、まだ片倉ダムに行ったことのない人やボートフィッシングをやったことの無い人の参考になれば幸いです。

片倉ダムってどんなとこ?

片倉ダムは千葉県にある房総半島6大リザーバーに数えられる有名フィールドです。都心部からのアクセスも良く、さらに立木群に代表される抜群のロケーションで人気の場所です。

ホームの霞ヶ浦ではデコ常連の私が、何と片倉ダムでは1度もデコったことが無いという相性のいいフィールドですw

昨シーズンはバス釣り2年目を迎えるにあたり、ボートフィッシングに挑戦するということを目標としていました。

と言ってもエキスパートの集う亀山ダムは敷居が高そうだし、どうしたものかと思い釣りに詳しい会社の同僚に相談。片倉ダムを教えてもらいました。またレンタルボートすずきさんがとても親切に対応してくれるとのことで私も利用してみることに。

レンタルボートすずきさんから出船!

なにぶんボートフィッシングが初めてなので、全てがドキドキです。早速、レンタルボートすずきさんへ電話をします。

レンタルボートすずき

優しそうなおばあちゃんが出ました。日程を伝えると何フィートかを聞かれます。ボートの長さを聞かれていることはわかりますが、何フィートかと言われると・・・。この頃は船舶免許を取得していなかったので「免許不要艇を・・・」と、か細い声で言うと「10フィートですね。空いていますよ」と返答がありました。

10フィートはスナガ艇とカワナ艇があります」と言われました。な、なんだそれはと思い「ボートで釣りするの初めてなんですが、どちらがおすすめですか」と質問し「初めてでしたらスナガ艇の方が安定感がありおすすめですよ」と丁寧に教えてもらいました。

「それって2人乗れますか」と質問するとOKとのことで一安心。エレキセットもお願いし無事予約完了です。

7月上旬。いよいよ釣行当日。友人にカスミに行く時よりも早い340分に自宅にピックアップしてもらい出発。夜が明けていない首都高、アクアライン、館山自動車道を通り、高速を降りてコンビニで朝食、昼食を買ってレンタルボートすずきさんに到着。

5時少し過ぎには到着していたと思いましたが、平日にも関わらず駐車場に止まっている車は多かったです。さすが房総人気リザーバーと友人と話しながらタックルをセッテイング。セッティングが終わり受付へ行き料金を支払いました。

そこでふと横を見ると何と釣り好きで有名な某人気芸人が!プライベートっぽかったので声はかけませんでしたw

タックルや持ち物を車に取りに戻りると、他の方はすでにほぼ出船していたので人はいませんでした。荷物を手で持って歩いていると、若女将さんがきてカートで持っていくよとお声かけ頂きました。大丈夫ですよーとお断りしましたが、桟橋まで急斜面とのことでカートをお借りすることに。

カートは女将さんに頼むこともできましたが、後学のために自分で押すことに。カートの使い方を教わり桟橋まで到着。このボート使ってねと言われ、乗り込みます。房総半島のリザーバーはハンドコンレンタルのみです。

女将さんにハンドコン初めてなんですが(もちろんフットコンも)使い方教えてもらえますか?と言うと「簡単よ、こちらに回すと進む、逆だとバック」と教えてもらいました。15分以上連続でエレキを回さないこと、障害物に乗り上げてしまった時の脱出の仕方、バッテリーの交換の仕方等、初心者の私にとても親切に教えてくれました。

そしていよいよ出航です。初めてのボートフィッシングに興奮と不安が同居しながら、ハンドコンを低速にしていざ発進。動いた!それだけで感動です!

絶景片倉ダム!大自然の中のパラダイス

ボートでの釣りに慣れるためにボート屋さんの近くでまずは練習。その後は下調べしてきた片倉ダム名物の立木エリアへ行くプランをたてました。

陸っぱりでは狙えないスポットだらけでまるで天国のような光景が広がります。ここも良さそう、あそこも良さそうとやっていると全然進みませんでしたw

ここで良く動画等で見るフットコンを踏みながら打ちながら流していくことにチャレンジしましたがダメでした。ハンドコンでやるには同船者は運転に集中しないと無理だということを学びました。

あちらこちら寄り道しながらやっと11時前に笹川ボートさん前に到着。ボート屋さんの対岸を攻めます。友人はハードベイターのため、ライトリグ中心の私と違いミノーのジャークで誘っていきます。そうすると友人にヒット!慎重によせキャッチ!友人も初めてのボートでの釣果に興奮気味!

ここで私にも焦りが出始めました。ボートからだと簡単に釣れると勝手に思っていましたが、そんなに甘くない!友人の釣果で気合いを入れなおしそのまま釣り上がります。

しかしなにもないまま昼になり、一旦食事休憩。お昼ご飯は事前に買って、椅子がわりにと持ってきていたクーラーボックスへ保管しておりました。コンビニのおにぎりを頬張りながら、片倉ダムの絶景に癒されます。都会の喧騒を離れ自然の中で癒される。私が釣りを始めた理由の一つでもあり満足しました。やっぱり自然の中で食べるご飯は最高ですね。

ちなみに友人はおにぎりやパンでなくお弁当を買っていたので、とんびに怯えながら急いで食べていました。以前はとんびに襲われ怪我をされた方もいるようなので十分注意しないといけません。

初ボートフィッシュ!!

昼食を食べ終わりウィードが生い茂るエリアへ来ました。ちなみにこのあと何回か片倉ダムへ行きましたがここまでウィードがあるのはこの日だけでした。

ウィードに向かってルアーを投げます。そして友人に習いハードベイトで攻めます。イマカツのクランクベイトIK-180をキャスト。ウィードにあたって来るのが手に伝わります。数回キャストしているとグググっと重みが乗ります。

くったー!っと1人で興奮しとにかく巻きます、巻きます!バスがジャンプ!興奮は最高潮!バレるなバレるなと心の中で連呼!そしてついにキャッチ!やったー!

時間にするとキャストから1分も経っていないと思いますが、もっと長い時間ファイトしていたように感じました。興奮と安堵でボートに座り込みます。良かったー。写真を撮り、しばし初バスを眺めます。しばらくして名残惜しいですがボート初バスにがお別れ。

この後の移動中も頭の中で今の出来事を何度も何度も巻き戻し、1人でニヤニヤしていました。この偉業(1匹釣っただけ)はなにものにも変え難い思い出になりました。

いよいよ立木エリアに行こうと船を進めます。ウィードエリア付近に水質がクリアな場所があり、そこに立木が数本たっています。目をやると小さいながらもバスが見えます。45匹の群れが3つほどあったと記憶しています。

ここぞとばかりに必殺のフリックシェイクに持ちかえキャスト。が、だめ。多少ワームに近づいてきますが、すぐに逃げてしまいます。巻物には反応どうかと思い、ブレディにDBユーマをセットし投げます。ついてくるついてくる!私からは確認できませんでしたが、友人が教えてくれます。あー、行っちゃった!というやりとりを数回やったがだめ。おしーと唇をかみますが、楽しい。

普段行く霞ヶ浦のマッディな水質ではサイトフィッシングできることはなかなかありません。悔しさ、楽しさを感じながら友人と充実した時間を共有します。

そしていよいよ片倉ダムといえばここ!というくらい人気な立木エリアへ突入。写真で見たままだー、いやそれより迫力がある!友人とテンションが上がりながら釣り上がります。釣れなくてもこの立木群は一見の価値あり。そのあと立木エリアをひとしきり探りましたが、バスからの反応はありません。

ここであたりを見渡すと木がガサガサと揺れています。風にしては不自然だっだのでまたとんびかなーと思っていると、良く目を凝らすと猿でした。しかも数匹。

陸地にも降りて私たちの横を駆け抜けます。私たちを意に介さず進んでいくので人に慣れているのかもしれません。野性の猿を目にする機会などなく、改めて大自然の中で釣りという素晴らしいアクティビティをしていることを実感します。

そんなこんなでエリア最上流へ到着。ワンド上になっており中には、奥の方に小さな滝のようなものがあります。いい雰囲気だねーと友人と話しているとワンドの手前でガボ、ボボボとボイルが。明らかにバスが小魚を脇に追い詰めている激アツな状況に。

船のポジション的に友人の方が狙いやすかったので友人に譲ります。バスがいるであろう場所にピンポイントでルアーを入れます。友人のルアーが手を離れた瞬間にもボイルが!そしてルアーが着水!それと同時に「くった!」友人が言います。木に巻かれましたが、何とかキャッチ!友人も初めてのボイルうちに嬉しそう!

その後は大きな見せ場もなく終了。素晴らしいロケーション、記念すべきボートでの初バスに大満足の釣行でした。

着岸しようしていると若女将が迎えてくれます。ここが止めやすいからここにしようかと指示をくれます。そのままそのままと誘導してくれ、うまいうまいと声をかけてくれます。初心者にも優しい良いボート屋さんでした。

おまけ

まだ時間も日没まであり、2人とも興奮冷めやらぬ感じだったので隣接する亀山湖に陸っぱりに行くことに。小1時間しかできませんでしたが、何回かバスがチェイスしてきてこちらも楽しかったー!

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