4月中旬。通算10回目で今シーズン2回目の片倉ダム釣行です。前回は初のノーフィッシュで終わったので、今回は何とかバスを手にするため念入りに準備をしました。またマイエレキでの初バスにもなるので気合いを入れて、レンタルボート笹川さんへ向かいました!
開始早々、友人の竿がいきなりしなるw
いつも一緒に行く友人との今シーズン初釣行。私たちは例年GW明けにシーズンインするので1ヶ月早い釣行です。久々だったので、車中もどこのエリアから攻めるかや、どのルアーを使うかで盛り上がります。
4月からは5:30の出船です。エレキのセッティングもあるので5時前には到着しました。今回も無事にセッティング完了。まずは小坪井沢筋方面から攻めます。出船から15分ほどの出来事でした。ダムサイトエリアのワンド付近のシャローでいきなり友人の竿がしなります。ダウンショットで30センチ強のグッドサイズをキャッチ。
私も負けじと辺りを探りますが反応はありません。ダムサイトエリアをササっとチェックし移動します。
今日のバスの付き場はどこだ!?
途中、気になるポイントを探りつつ星の広場エリアまで来ました。
水面がバシャバシャ騒がしく、生命感が感じられます。バスの活性が高いのかと期待を込めてキャストを繰り返します。が、水面を割った魚体を見たらコイでした・・・。
ボイルがバスのものではないと判断できたため、表層のチェックをやめます。次の狙いはズバリ「立木にバスがついているのかを確認すること」です。星の広場エリアに着く前に、要所の立木やレイダウンを探りましたが反応が得られませんでした。
で、立木がたくさんあるこのエリアで見極めようというわけです。
ダウンショットやノーシンカーでひとしきり探りますが、バスからの反応はありません。ギルのチェイスもなく、この日は。「立木はメインパターンではない」と判断。
もちろん、時間帯やエリアもあると思いますが、しばらくは立木は要所だけチェックし深追いしないようにします。
念願のバイトを得るも・・・
そして移動を開始します。そして黒滝エリア手前まで来ました。昨シーズンはギルはもちろんバスの実績もあり、本日の本命場所の一つです。
まずは実績ポイントの立木をサッとチェックします。反応がなかったため、すぐに逆サイドのオーバーハングのシャロー側に狙いを定めます。
岸ビタのシャローで私のダウンショットについにヒット!ボートポジションやオーバーハングとの位置関係でフッキングが決まりませんでした。針がかりが心配です。
立木に巻かれましたが、ここは何とかクリア!あとはボートに寄せるだけでしたが、ここで痛恨のフックアウト!あと一歩のところでキャッチならず!
サイズは30センチほどでしたが、良いコンディションのバスでした。ポートポジションやキャスト位置、タックルバランス等が合っていればキャッチできていたと思います。反省点です。
そのあとはマイエレキの24Vの機動力とバッテリーのスタミナが増したことで、行ったことのない小坪井沢筋の上流方面に行くことにします。
見えバスがいるも反応させられずっ・・・!
普段はヘラの方がいて邪魔にならないように引き返すことが多かったですがこの日は1人もいませんでした。
良い雰囲気で気に入りました。ゆっくりフットコンを踏みながらスピナーベイトを投げて釣り上がるのが、とにかく楽しかったです。自己満足ですが何となくガチ勢になった気分です。
途中のレイダウンに見えバスがいて、いくつかルアーローテーションをしましたが反応されられませんでした。食い気がないと判断し深追いせずに引き返しました。
このあとは笹川筋方面に行く予定でしたので、とりあえずボート屋さんに戻りトイレ休憩することに。
トッププロのキャストに驚愕!!
途中、ディスタイルのキャップを被りダイワのウェアを身にまとったただならぬオーラを放つアングラーとすれ違いました。しかもバックシートではカメラを構えた人が乗っています。
まさかの青木 唯プロと遭遇!!とにかくキャストが神がかっています。ショートレンジで、低弾道の鋭すぎるキャストをバンバン決めています。
お仕事の邪魔をしては悪いと声かけはしませんでしたが、トッププロのキャストに驚愕し青木プロの背中が見えなくなるまで呆然としていました。
ついに念願の初バスをゲットなるか!?
青木プロを見送り、途中寄り道しながらも地下トンネル南側エリアに到着。このエリアも魚影が濃く本命エリアとしています。
まずはレイダウンをチェック。やはりギルはおろかバスからの反応はありません。時折、日光浴している亀が入水する音と波紋が広がります。
レイダウンを早々に見切り、シャロー側に狙いを定めます。開始早々友人が釣ったバス、私がオーバーハングの下でバラしたバス、食わせることができなかった流木についていた見えバス、全てがシャローだったので確信はありませんでしたが、期待は膨らみます。
答えはすぐに返って来ました。友人のテキサスリグのズル引きに竿がしなります。中々の引きのようです。ところがボート手前まで寄せたところでフックアウト。友人が天を仰ぎます。
私もあたりをセットしてあったダウンショットで探ります。そして春は「赤いルアーが効く」という格言を信じ、バサクラのOSPブースでのワーム掴み取りでゲットしたドライブクロー2インチをセットします。
数投目、竿がぎゅーっと絞られます。キャッチしたい気持ちが溢れますが、何とか最低限の冷静さを保ち、ファイトを制してキャッチに成功!!
30センチ強のまずまずのサイズ!
「よかったーっ」ほっと胸を撫で下ろします。
今シーズン&マイエレキ初バス!ホームの片倉ダムで手にすることが出来てうれしいです!
足を伸ばして笹川筋上流へ
無事に魚を触ることができホッとしたところで日陰で昼食をとります。片倉ダムはトンビの襲来が怖いので、岩盤が近くない木陰で食べるのか比較的安全です。
食べ終わり近くの滝のあるワンドへ向かいます。
小場所ですが本命エリアの一つです。ただこの日は小さなあたりはあったものの、バイトまで至らず。
普段はここで引き返すところですがまだ昼すぎ。せっかくだから上流まで行ってみようということに。
池タクさんの福袋に入っていたジャッカルのピーストンを投げつつ釣りあがっていくと明らかに水質がクリアになっていきます。確かこの景色は、折金プロのDVD「凄腕の選択」の片倉ダム編で見た記憶があります。
ビックバスの期待を込めて探りましたが生命感がありません。浅すぎるということはありませんでしたが、ボトムまで丸見えです。レイダウン等もあり魚が隠れられる好条件は整っていると思いましたが、バスの姿は見えません(小魚のみ確認できました)
エレキを低速度で走らせながら、進行方向にピーストンを投げて行くことは、釣れなくてもとても楽しかったです。
きっとこの上流は真夏は有望エリアになると感じましたが引き返すことに。
2匹目が遠い・・・!
このあとは少し戻ってレンタルボートもとよしさん方面を探りにいきます。
水面がカバーで覆われているエリアをテキサスリグで探りますが、バイトは得られず。カバーも厚く8.5グラムのバレットシンカーをセットするも中々入っていきませんでした。ちなみにワームはバサクラの確かアブガルシアブースで手に入れたパワーホッグです。
途中から水質がクリアになり行けるところまで行きましたが、ここでもバスからの反応がなく引き返します。
残り時間わずか!何とか追加フィッシュを!
寄り道しながらレンタルボート笹川さんのエリアまで戻ってきました。
往路で岩盤際のシャローをチェックしたときに見えバスがいましたが、ボートの存在に気づきすぐ逃げていったので、今回は遠い距離からロングキャスト。
ワームは小ぶりで食わせ能力抜群ながらも、高比重で遠投も可能な必殺のヤマセンコー2インチです。
着底し、ほんの少しズル引いたところで、ググーっと引っ張れます。苦戦しましたが何とかボート際まで寄せてキャッチ!小さいながらも2匹目を手にすることができました!
夕まずめか!?ラストスパートが訪れる!
その後、レンタルボート笹川さんの桟橋を見ると青木唯プロが。動画のエンディングでも撮影しているような感じでした。お声かけできないまま、通り過ぎダムサイトの入り口の岸際を流していきます。
スピナーベイトをショートキャストで打ち込んでいくと、バスがスーッと追いかけてきます。しかしバイトに至らないままボートまでルアーが来てしまい、やむなくピックアップ。
その数分後、同じストレッチで友人のネコリグが突如襲われます。しかしキャッチ寸前でフックアウト!惜しい!
しかしまたその数分後。友人のネコリグに竿がしなります。そしてこれは私が慎重にネットイン!中々のグッドサイズを最後に手にし、2人とも仲良く2匹ずつで納竿となりました。
しかしこのストレッチ、ほんの20分強で3回もバスからの反応があるとは・・・。夕まずめ効果もあるでしょうが、今までノーマークのスポットでした。次からはチェックしよう・・・。
次回に繋がる釣行でした!
桟橋に戻ると青木プロの姿はありませんでした。そして若旦那に釣果を報告。それと今日お見かけしたのは青木プロですかと質問したらやはりそうだとのこと。
たまたま今日はディスタイルのキャップとダイワのレインという組み合わせだったのでサインをお願いすればよかったかも・・・。悔やまれますが神業キャストを見れてモチベーションも上がりました。
この日は岸際のシャローがキーだったように思います。早くにこのことに気づいていれば釣果を伸ばせたかも。ただ行ったことのないエリアも開拓でき楽しかったです!
次回も頑張ります!
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